主宰一問一答・思考編

Q1. 過去の出来事の中で、最も心に残る出来事は?
 A1. いろいろとあるので、1つに絞りこめない。

Q2. では、0~9歳では?
 A2. 比較的孤独がちだった小2の時、風邪をひいていることを利用して【小森のおばちゃまのものまね】をした時。(意外とウケた)

Q3. 次に、10~19歳では?
 A3. 中3の時、学年でレズビアン筆頭候補と思われていた女子に子作りを迫られた時(無論、お断りさせて頂いたが、仲が良かったのは事実)。どんな子かって? 3人の兄がいて、自分のことを「オレ」って言っていた。後に教え子で「ぼく」と言う女子がいたものだが、その先を行く当時の常識をぶっ壊してくれる存在だった。その後は鹿児島女子高の生活科学科へ進んだらしい。以後は消息不明。

Q4. 本当のところは?
 A4. 責任の取れないことはしたくないので、一切何もしていない。第一、教室の中だったから、脱げるわけもなしwww

Q5. …では、20~29歳だと?
 A5. 大学の学費が払えず、一旦【除籍】になった時。現在富山県警山岳警備隊所属の巡査部長をしている同期の知人と所属していた人文地理学教授の恩師が事務当局へ掛け合ってくれ、2000年4月5日に学生に【復帰】した。あの時に復帰がなければ、また違った人生を歩んでいたことだろう。
その時携わった全ての関係者が私にとっては恩人であり、その恩に報いるべく、今の私は前進し続けている。

Q6. 話は変わって、戦争好き?
 A6. 【信長の野望】【大戦略】【三国志】【ファミコン/ゲームボーイウォーズ】・・・。戦略立案、参謀みたいなことは好きだと思うが、実際に戦うかどうかとは別。敵戦力を冷静にかつ客観的に分析し、無理な戦は回避するところからして、【山本五十六】タイプと言ってよい。また、平和主義者の戦バカとして捉えるならば、【上杉謙信】タイプとも言えるだろう。義理は大事だ。

Q7. 義理が大事であることを裏付ける好きな格言は?
 A7. その質問自体があいまいな気がするが、【昨日の友は今日の敵】よりは断然【昨日の敵は今日の友】の方が圧倒的に自分の性分に合う。約束を守らなかった時も、誠心誠意謝るようにしている。友人関係が交際関係も含めて長いことからも、裏付けになるのでは。最長で19年の付き合いになるのがいる。敵に回られたら? まあ、それまででしょう。【来る者を拒まず、去る者を追わず】一貫した私の方針。二度目はないけどね。

Q8. 【二度目はない】・・・。その言葉の意味は?
 A8. 【冷戦】に入る、ということ。過去2度突入したことがあり、一度目は友人宅へ予告通り遊びに行ったがドアを開けてもらえず、預けていたフロッピーのデータも消され、激昂して冷戦に突入。半年後、ある日自宅に学校帰りの彼が詫びに来て、許した。
二度目は大学祭で、模擬店経験者ということで男子リーダーを託されて女子リーダーと打ち合わせをして方針を統一したはずだったが、独断行動が目立ち、コストが予想以上にかかることをしでかしてくれたため、抗議の意味を込めて冷戦に。地理学ゼミ同士だったので何度会おうが一切口をきくこともなし。卒業時の飲みの場で友人のとりなしで和解となったが、筋が通らないことに対しては徹底した方針を取っている。

Q9. そこまで手厳しいのは?
 A9. 言っていることとやっていることが違うことを見ると、気に食わない性質だから。自分がそうであれば、とても他人に対して指導できない。説得力を持てるだけの資質を持たず、努力もしないでいてリーダーがつとまる訳がない。ちゃんとそれだけのことを守っているので、そうなるのです。

Q10. なかなか厳しいですね・・・。将来の野望とかは?
 A10. 第一に、後進の育成。人材が育たないと、国が持たない。それに、知識や実力だけでなく、高い志を抱き、目的意識を常に持たないと、向上心も育たない。【停滞/沈滞】【慢心】【足の引っ張り合い】が【売国】なんかよりもたちが悪い。変なすげ替えくらいでよくなると思わない方がよい。
基本は国民一人一人の生き方の問題になってくる。そのためには、自分自身を常に律しておかないといけない。そんな【己自身を通す】のが第二。
第三は、事業関係をいくつか展開して、いろいろな方々に活躍頂ける機会を提供できるようになれること。まあ、いろいろともまれていくうちに実現できるかな?

Q11. 最後に、付け加えたいことは?
 A11. そういえば、小学校の副免実習で鹿屋へ行ったのだが、同じ学科の人間が誰ひとりとしておらず、友人は川内の小学校になっており、何だか孤独な状態になっていた。シャンプー・上履きを忘れる情けなさで、高校同期に恐る恐るシャンプーを分けてもらってありがたく感じられた。さらに今度は眼鏡がボールが当たって割れる有様など、散々な目に遭っていた。自らにだらしないところもあったのだろうと反省するところ。
ただ、6年生の担当だったが、同学年担当同士で交流の場が持て、実習打ち上げ後に締める役は・・・他学年担当もいるのにみんなに推されて自分。あまり振り返りたくない過去もあるが、そのイメージを気にせず接してくれた全ての戦友たちに。ありがとう。再会できる機会があれば、いろいろとお話しましょう。

(以上、2011年5月執筆)

2020年10月追記

Q2020.10.1. 令和になりましたが、暮らしぶりは変化しましたか?
 A2020.10.1. 車を購入し、飛行機に乗る機会が増えて北海道に行けるようになり、だいぶ豊かになりました。いまだ独身なのは変わりはないものの、いつでも奥さんを迎える準備はできています。ウィッグを買ったのはここだけの話ですが、「特命係長只野仁」っぽい世界を自分自身で再現して楽しめるようになり、面白くなりました。現職はありがたいことにコロナ禍の影響も大きく受けておらず、大きな仕事も任せてもらえて、大変さもありますが、やりがいもあります。実績的にはヘッドハンティングされてもおかしくない状況にまで達しつつありますが、毎年チャレンジしていることが達成できるまでは現職に留まることにしています。

Q2020.10.2. 充実しているようで何よりです。30~39歳の出来事の中で、最も心に残る出来事は?
 A2020.10.2. デキる後輩を相次いで失ったことです。これは、元職と現職で1回ずつ発生しています。元職では、●●●●●●●という会社からWEBサイトリニューアル案件を請け負うも、前金で払った後、相次ぐ追加変更に一切費用負担せずに社の上層部にもにらまれ動きが取れない事態に陥り、2ヶ月以内で片付くはずが、4ヶ月も要してしまいました。この件については、元部下に自分の力量の無さを深く詫びる次第です。
現職でも、スキルのある少々自信過剰気味の後輩がいたのですが、私が上司からパワハラを受けたことにショックを受け、先行きが見通せなくなって、去ってしまいました。この事件のおかげで、上司が部署の責任者から外れるようになったのですが、彼の犠牲に対して、私自身深く詫びても詫びきれない思いです。今ならいい環境になってきているので、戻ってきて欲しいと勝手に思ってますが、今、苦境に置かれているなら連絡ください。いい待遇で戻ってこれるよう、身を粉にして掛け合います。

Q2020.10.3. いい人材との出会いと別れは切ないですが、人を大事にされているようですね。2011年に書いた本Q&Aを読み返してみて、思うところはありますか?
 A2020.10.3. 将来の野望は道半ばですが、方向性は9年間変化がないです。ブレてません。【冷戦】もやるときはやってます。徹底しておかしい時は、相手が非を認めるまで妥協を一切せずに攻撃しています。「吠える狂犬」ハルゼイ提督っぽくなってます。しかし、場当たり的なことは私自身の身に覚えのない批判のみであり、たいていは解決すべきゴールを実現するためにどう立ち回るか、ということを計算に入れて相手に当たるようにしています。いわゆる「落としどころ」というものですが、私だって好き好んでキレてるわけではありません。原因があるからこそキレるわけで、原因の芽を摘んでしまえばキレるという結果は生み出しません。今月(2020年10月)はいろいろ考えさせられることがありましたが、どんな怒りであれ、プラスに落とし込んで前進できる決着を図ることこそ、みんなのためになると考えます。それができるようになった自分自身はよくやっていると自己肯定しています。「成長」していくために欠かせないことは、反省と巻き込んでいくこと、可視化を図ること、です。反省は自分自身と相手を、巻き込みは視野の拡大を、可視化は第三者の適正な監視と評価につながります。
年を経るごとに人間も中身が熟成してきます。腐ったら腐ったで近寄りたくない人間になります。コクを増すもよし、キレを増すもよし、円熟した渋みを増すもよし、角が取れて丸くなるもよし、モノサシを決めて生きることが大切です。「ローマは一日にして成らず」、確固とした自分を作り上げ、完成に近づけるためには挑戦と思案の繰り返し、それが人生です(私個人の意見)。