主宰一問一答・職歴編

Q1. 初めての仕事は?
 A1. タケノコ掘り

Q2. ・・・給料をもらえた初めての仕事は?
 A2. 田んぼの稲刈りの手伝い

Q3. ・・・。お小遣い稼ぎ以外で初めての仕事は?
 A3. ちょっとおふざけが過ぎました。家庭教師です。アルバイト面接9連続不採用の末、大学の入学式の際に束のように渡された勧誘の紙の中に、家庭教師募集の紙が混じっていて、それを見て応募、採用となりました。

Q4. 初任給は?
 A4. 忘れもしない21,600円でした。自宅近くと和田中近くの2か所に通ってました。初めてもらった時は、これでいいのかな、と思えました。ありがたいことです。

Q5. 次の仕事は?
 A5. ヤマト運輸の仕分け作業です。夏休みだけの作業で、朝6時から8時まで、たまに9時近くまで雑用していたこともありました。

Q6. その次は?
 A6. 原付免許を取り、バイクを買ったので、ピザ屋のバイトを。その時の縁で、今のバイク屋と長い付き合いになっています。

Q7. その次は?
 A7. 電話・FAXを使った家庭教師です。教材販売会社の教務スタッフとして、離島の子どもたちを主に指導していました。私立中受験対策もこの時初めてやってました。
当時の印象深いこと? 屋久島の生徒からポンカン1箱送られてきたり、親御さんから1万円頂戴したりでしたね。もちろん、これだけではないのですが、書ききれません。

Q8. その次は?
 A8. スーパーの野菜売り場のバイトを。電話代が結構かかって赤字を避けるために始めたのですが、きゅうりやブロッコリーの並べ方、スイカの販売、店頭市場のレジに桃の容器詰めなんかもやってましたね。パートのおばちゃんたちにかわいがられてました。

Q9. その次は?
 A9. 大学卒業と同時にA7で答えた仕事で正社員になって、その次は中学受験塾の講師をしておりました。有名なところです。

Q10. A8まではバイト、ですか?
 A10. そうです。掛け持ちが基本で、最大で家庭教師、ピザ屋、電話・FAX講師、スーパーの4つを掛け持ちしてました。

Q11. なかなか働き者ですね。次は何を?
 A11. WSKにも写真がある、中学校の常勤講師です。当時話題になった【指導力不足教員】の代替要員として赴任しました。塾で教えてた生徒が二人いて、塾では数学や理科を教えていたのに、何で社会なの? と聞かれるありさまでした。

Q12. 次は?
 A12. ごみステーション監視の警備員をやってました。朝6時から11時までひたすら立ち仕事です。夏の暑い時がちょっと大変でしたが。

Q13. 生きるために大変な思いをしてらっしゃるようですね。その次の仕事は?
 A13. 個別指導塾の教室長です。最初は講師としてでしたが、急きょもう1教室開校するとのことで、そのまま横滑りで教室長になりました。県外での4泊5日の研修が懐かしく思い出されます。地下鉄通勤でしたからね。

Q14. その次の仕事は?
 A14. デパートのお歳暮用宛名仕分けとか、データ入力の臨時のバイトをやってました。この時は人生史上最大の極貧状態に陥り、全現金資産が700円余りと、どん底をみました。しかし、これらの仕事のおかげで何とか回復していき、失業給付までのつなぎが完了しました。

Q15. 不安定な状況が続きましたね。その次の仕事は?
 A15. 現職である、Webデザイナー・クリエイターです。学生の時に趣味で始めたWeb制作スキルがまさか飯のタネになるとは、当時としては異業種への飛び込みでした。それで順調に技能を伸ばし、なおかつ在職平均1年程度のブラック企業なのに5年も在職したのは、こうした不安定な過去の教訓を踏まえて、貯蓄を蓄えて野望を叶えるためでした。
しかし、在職中に元カノと別れ、個別塾を起こす野望も教育業界の過当競争の前に融資が下りず、その後1年でさまざまな自己投資を優先して進めた結果、貯蓄が半減してしまいました。いろいろと他社へ接触を図ってみてもなかなか採用にならず、5年半も耐え抜いたら、ようやく他社へ移れましたが、7年近く経って給料がいくら増えたかと言えば、7%に過ぎませんでしたね。

Q16. 今後の展望は?
 A16. 個別塾が年間休日68日、Webブラック企業が同じく73日と休みが少ない会社でしたが、現職では休みが97日と大幅に増加しました。本業と副業で25万円を目指すのが当面の戦略です。

Q17. その先にあるものとは?
 A17. 自分の【城】です。さまざまな資格を取得してきましたが、これらを複合的に活用して新たな付加価値を生み出していくことができればと考えています。まだまだ通過点でしかありません。資格だけでなく、外国語もある程度できるようにならないといけないのではと考えています。やはり、時間が欲しいところです。

【2016.02.22追記】
Q15-2. 現在のお仕事は?
 A15-2. A15でお答えした会社を満2年で退社し、鹿児島市から離れたとある企業のサイト運営に携わっています。結構忙しいのですが、取り組める分野も幅広く、いろいろな経験を積ませてもらっています。

Q16-2. A16でお答えいただいたこと、実現できましたか?
 A16-2. A15でお答えした会社では、2年目(2013年)に給料を2006年入社企業と同等水準へ引き下げられました。その年1級ウェブデザイン技能士に合格しておりましたので、スキルと稼ぎに大きな矛盾を感じていました。前職から引き継いだクライアントを任せた営業担当の同僚が信用に傷を付けることが起きたこと、また勤務態度が悪い同僚が退社するということ、さらに営業も自分がすることになる、ということが重なる中、「風立ちぬ」を見に行って号泣、もっとしっかりしなければと考えるようになりました。
その直後、現職の募集を知って応募し、とんとん拍子で内定をいただき、前職を急きょ満2年で退社することになりました。
休みは72日に減少しましたが、稼ぎは過去最高、年収300万円を軽く超えるようになりました。「本業と副業で25万円を目指す」のはクリアしました。しかし、休みが少ないのは気がかりです。車を2014年に購入しましたので、そのローンが終わる2017年に次のアクションも考えられます。年も年なので、いい奥さんをもらって人としての本来の生き方を歩むべきだと思っています。

(完)